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差をつける!警備業界で役立つ資格&スキル

圧倒的な差をつけろ!警備資格Vol.1

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空港保安警備業務検定について

警備に関する国家資格のなかでも空港警備に関する資格「空港保安警備業務検定」についてまとめてみました。「空港保安警備業務検定」は数ある施設警備のなかでも空港警備に関する能力を認定する資格で、国の安全保障上重要な施設である空港での施設警備や手荷物検査など空港ならではの警備業務に関する知識と技術を学ぶことができる検定です。取得すれば空港での警備の仕事での需要はもちろん、他の警備業務検定と同様に警備業における資格である「警備指導教育責任者」の資格取得の足掛かりとなります。

1級は2級合格後実務経験1年以上が受験資格となるため、まずは2級取得を目指したほうが安心して受けれると思います。

取得の仕方は2つあります。                                  1つは直接検定と呼ばれる試験を受けて資格を取得する方法です。試験は筆記試験と実技試験があり、全国の都道府県の公安委員会が試験を実施しています。 もう1つの方法は講習を受けて修了考査を受講して取得する方法です。    直接検定での合格率は約75%と非常に高いので、しっかり準備すればどんな方でも合格できるでしょう。

警備会社のなかには資格取得支援制度ありと求人広告に記載しているところも多く、その場合は未経験者でも検定費用を会社に出してもらえるようです。より確実に資格を取得したい場合には空港保安警備教育システムや一般財団法人空港保安事業センターというところが主催している講習を受けるといいかと思います。では一般的に空港での警備業務とはどういったものなのでしょうか?

大きく分けて空港の施設の管理や警備に関する業務と手荷物や貨物の検査に関する業務の2つに分けられます。まず、空港施設の警備ですが、主なものは空港ターミナルビル内の保安警備で、この業務には施設警備だけでなく防災業務や急病人発生時の応急処置なども含みます。そして空港敷地(制限区域)や敷地境界線、監視塔や管制塔などの空港運行施設の巡回警備も担当します。これらの施設は空港の安全管理上も重要な施設なので空港の施設に関する知識に精通していなければなりません。そして手荷物や貨物に関する業務では金属探知機やX線検査に関する機器などを使用して不審物のチェックなどを行います。モニターを監視する業務も多いので専門的な知識や経験も必要になります。

警備業務のなかでも比較的難しい業務やバラエティーに富む業務が多いのが空港警備業務です。

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