人に振り向いて欲しいならさらけ出せ!メディア活用術!
採用活動を行う際に、自社の求人情報を
「どこに」
「どうやって」
掲載すれば、そのターゲットの手元に情報を届けられるのかをまず考えます。
現在の警備業界で多くみられるのが、「紙媒体」で「待遇推し」の原稿を掲載しているケースです。
もし人材不足で悩んでいるのであれば、「どこに」「どうやって」を見直す必要があります。今回は、その方法がどのような方法で、なぜそれが必要なのかについて解説していきましょう!
人手不足が続く中、警備業界に限らずほとんどの業界でも賃金の引き上げや、柔軟な受け入れ体制(年齢層や経験を問わない)、高待遇の環境整備に取り組んでいる企業ばかりです。
例えば、
・日払い制度
・高時給
・自由シフト
・未経験者歓迎
・髪型髪色自由など。
では、警備のお仕事ではこれらの条件は満たせませんか?
決してそんなことはありませんよね。
むしろこれらの条件にプラスで、直行直帰、単発勤務OK 、1R完備、入社祝い金などがあるくらいです。
仮に「警備業」と記載せずに求人を出稿すると、おそらくすごい反響が見込めると思います。ではなぜ「警備業」と記載されるだけで、応募を躊躇する求職者が多いのでしょうか。
それは、業界や警備会社の中身が全く見えてこないからです。
どんな業界で、どんな企業があって、どんな社長が経営していて、どんな人達が働いていて、どんな仕事をするのか、どんな目的・目標を持った人達が働いているのか、実際に働いていてどうなのか。
業界の方や、実際に働いた事のある人にとっては当たり前のようにイメージできる、当たり前の事であっても、まだその業界に飛び込んだことのない業界未経験者には全くイメージできないものなのです。
それに、警備業は高校生でのアルバイト経験ができないことから、若いうちから経験できる仕事ではない為、勝手な業界イメージが出来上がってしまっているのも現実です。
冒頭でも記載したように、警備会社のほとんどが、魅力を感じてもらえるように「高待遇」「好条件」を前面にアピールした求人を紙媒体へ出稿しています。
当然このような情報だけでは業界の事や会社の事を深く知ってもらうことはできませんし、全てを求人広告に記載しようとなるとかなりの費用がかかってしまいます。これは紙広告でも、WEB広告でも同じことです。
それなら業界や会社の事を深く知ってもらう為に適したツールとはどんなものなのか。
結論から言うと「自社ホームページ」です。
求人広告内で自社の魅力や、業界に対する不安の解消をすべて記載しようとなると、かなりの費用がかかってしまいます。どんなものかというと、上記で述べたような条件や待遇以外の業界イメージや、その企業のもっと深い情報を豊富に整える事のできる採用に特化したホームページです。
人手不足の現状に危機感を持ち、必要性を感じている他業界ではすでに主流となってきていますが、警備業界ではまだまだ必要性を感じている企業は少なく、実際に自社採用ホームページを整えている企業はほんの一握りです。
必要性が薄い大きな理由の一つに、採用ターゲットを高齢者に向けていることが掲げられます。
高齢者はWEBよりも、紙で探すのでそんな情報を整えても意味がないという具合ですが、実際の警備業界へ応募する求職者の平均年齢が49.5歳で、スマホ利用率は60代でも60%を越えている現状、企業の求職者の変化に対応する遅れが感じ取られます。
条件や待遇が他業界と比較しても良い方なのに、中身の見えない業界という事で飛び込むことを躊躇していた層も自社採用ホームページを整えることにより、引き込める可能性が高くなります。
それは、企業がどんな企業で、どんな社長が経営していて、どんな人達が働いていて、どんな仕事をするのかという事に、求職者の関心が高いという事になります。
警備業界で言えば、業界に対する情報すら配信していく必要があります。業界全体で、自社の中身や業界に対する情報をもっと、業界以外の人たちに開示することができれば、今まで業界に触れたことのない方たちが勝手に抱いていたイメージの払拭に繋がると考えられます。
業界に対するイメージ払拭を少しずつでも行っていければ、現在の採用ターゲットである「シニア層」「高齢者」以外の「若年層」にもターゲットを広げられることにも繋がります。
条件や待遇面で他業界に決して引きを取らない警備業界では、もっと企業だけではなく、業界全体での見える化が必要だと考えられます。その為には、自社で情報を発信するためのツールとして自社採用サイトが必要不可欠です。
それに、自社採用サイトを整える事は、今求職者が一番多く集まるindeed対策の一歩でもあるのです。どのようにindeedで運用するのかや、なぜindeedを利用するべきなのかは、別の記事で紹介します。
まずは、今まで通りの方法を試し続けるのではなく、問題の根本の解決に目を向けることから始めてみましょう。
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