どんどん変わる警備業界
2020年に警備業界が変わる
東京オリンピックなどのイベントが開催される
3,5兆円規模 9800社53万人が働いている。
自律移動ロボットを作っている会社もどんどん出てきている。言うなればスターウォーズのR2-D2みたいなものから警察官で言えばロボコップのようなものまで(あの映画は名作だった)。
本日は、様々な分野で必要になっていく”警備”というキーワードをもとに色々見ていこうと思う。
まず警備と聞くとぼくがイメージするものは現金輸送車や強盗が来た時に駆けつける、ビルの見回りや、イベントでよくいるガタイの良いセキュリティーなど、とにかく何か起きないような用心棒のイメージ。
しかし警備業界はこの先の日本が向かう「世界最先端の高齢化社会」へもリーチしてきているようだ。
今の日本は今後40年で生産人口はなんと約40%も減少する予想が立っている。明治時代の人口よりも少ないようだ(半分みいなくなってるとちょっと怖いですよね)
”人口は減少するが高齢者が増える”この現象が私たち日本人にとっては考えるべきところ。
若い世代が少なくなり、高齢者がどんどん増えると娯楽施設や飲食店なども変わっていきそうですよね。
さて若い世代がすくなるということは”労働人口”が減るということ。こうなるとどうなるるのか、社会保障制度の質はどんどん上がってしまいます。日本では国家文化にて最低限の生活を保障するとあるが、これが厳しくなる。。。
このしわ寄せは老人や子どもといった弱者にきてしまう。
考えたくもないし考えたこともないけど、働く人口が減るということは当然、介護さんやヘルパーさんの人口も減る減る可能性がある。そうすると子供も家族いない、いわゆる老人の孤独死や、子どもの貧困にも影響が出始めてしまう。
こんな未来…ちょっと人ごとではないですよね。
どうしよう。
解決するための論点は2つ。
一つは生産人口を増やすこと。でも人口を増やすということはカンタンではないですよね。無理に子どもをつくることも倫理に反するしテクノロジーを使ってつくることもまだ考えにくい。
もう一つの解決策は生産性を上げるということ。
2060年に現在のGDPを維持するには一人の労働者が1.7倍(約2倍)稼がないと崩壊してしまうといわれているようだ。(これ以上働いたらやばい)
そこで登場するのがロボット(AI)ということだ。
そこで人材不足の業界はどこか?
これを市場調査したら警備業界にたどり着いたという訳ですね。警備業界の有効求人倍率はなんと7.1倍!?これは一人の人が警備業界で働きまーすと手をあげたら7個のポジションで働けるということ。
ではどんなロボットができることは何か?
警備の仕事では”捕まえる”という行動もあるが、ほとんどが”巡回”となるようだ。
センサーで空間を管理し落し物がないか、何か普段と変わりないかなどを24時間365日見てくれるというもの。
ロボット管理もクラウドを通して可能なのでたしかにラクになる。
どんどん進化する警備業界のロボット。
人が淘汰されることはないしその考えでは苦しくなる。
これからは”共存”というキーワードで人とロボットで警備業界をよくしていけると良い。
次回は具体的なロボットをみてみよう。
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