この壁を壊せば脱ニートだ!「ニートにする壁」
■①ニートに立ちはだかる問題点「空白の時間」
「ニート生活を送っていた人は、学校を卒業してから現在に至るまでの空白の期間があります。面接時に聞かれるのが、「この空白の期間は何をしていたのか?」ということです。
この際、正直に「ニート生活を送っていました」と答えると、就職には不利になる可能性が高いでしょう。しかし、「○○社に勤めていました」とウソをつくのも、リスクがあります。
なぜなら、雇用保険被保険者証や年金手帳、源泉徴収票の提出を求められた際にバレる可能性が高いからです。
仮に社会保険や厚生年金などの加入がない企業で働いていたということにしたとしても、あやしまれる可能性は十分にあります。
なので、ニートであった空白の期間を説明するために、「社会復帰のために、バイトをしていました」というような、もう少し相手が受け入れやすい理由を用意しておく必要があります。
■②ニートに立ちはだかる問題点「いつの間にか年齢を重ねてしまい慣れてしまった」
しばらくのつもりで送っていたニート生活も、気が付いたら5年、10年と送っていて、いつの間にか年齢を重ねてしまい、社会復帰が難しくなる人も多いです。
学校を卒業して1~2年ニートをしていたという人と、10年間ニート生活を送っていたという人では、就職先の選択肢の幅が大きく変わります。
20代前半であれば、まだまだ選択肢は多くありますが、30代ともなると、就職先が限られてしまうからです。
また、長い間ニート生活を送っている人は、生活スタイルが不規則であることが多く、そのためすぐに生活スタイルを変えることは難しいものです。朝早く起きて活動するという生活スタイルに戻すまでに、しばらく時間がかかることでしょう。
■③■②ニートに立ちはだかる問題点「会話する生活への免疫力」
周りの人とほとんど関わることなく、家に引きこもっていたというような場合、コミュニケーション能力も社会復帰へ向けた大きな壁となります。
人とほとんど接することなく過ごしていると、自分の考えを相手に分かりやすく伝えたり、相手の言うことの意図を汲み取って返事をしたり、といった能力が低下していきます。
なので、社会復帰をする前に低下したコミュニケーション能力を向上させる必要があります。コミュニケーション能力が欠如したまま就職活動をしても、面接で落とされる可能性は高いでしょう。
仮に採用されたとしても、職場の人間関係に問題を抱えるようになり、またニートの道へ後戻りしてしまう可能性が高くなります。
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