明日にはニート脱出!正社員としてやる気を出すための方法!
今までの環境を変えるため新たな仕事を探している人はやる気に満ちています。
慣れない仕事を覚える懸命さや、誰かに貢献できているという思いが、人にやる気を起こさせます。
でもニートだったころとは180度違った環境や考え方をする必要があります。
今回はニートの方がどのようにして”やる気”を引き出したのかを見ていきましょう!
1.脱ニートの心得『やる気の正体』
仕事の「やる気」とは何でしょうか?
やる気の正体を知ることで、やる気を上げやすくなります。
まず知っていただきたいのは、以下の2点です。
やる気の正体から見る、やる気の出し方
やる気をダウンさせる要因
■仕事の「やる気」の正体
やる気の出し方を言及する前に、そもそも、仕事のやる気とは何なのかを紐解きましょう。
仕事のやる気とは「ポジティブな気持ち」であり「目的意識」です。
- ポジティブな気持ち
「この仕事を頑張れば、一人前になれる!」など、純粋に仕事に対して抱く思いもあれば、
「あの営業先に行けば、気になっている女性に会える!」など、ごく私的なものも含みます。
喜び、楽しさ、うれしさなど、何らかのポジティブな気持ちが、やる気アップに繋がります。
- 目的意識とは例えば、
「この新薬が認可されれば、多くの患者を救える!」
「この数字を達成すれば、部署全体に昇給がある!」
というように、何らかの目的があり、そこに向けてのモチベーションのことです。
こうした動機づけが、やる気を増大させます。
■やる気が無くなってしまう要因
ポジティブな気持ちや目的意識があったとしても、日々の業務を繰り返すうち、やる気がダウンするようなことが起きます。
実はそこにはいくつかの要因があります。
要因を知ることで、やる気のダウンを防ぎ、上げやすくなります。
例えば、以下のようなことがあると、やる気は削がれます。
- マンネリ
- ・仕事に慣れ、同じことの繰り返しに飽きてしまう。
・変わり映えのしない日々の中、仕事以外に刺激を求めたくなる
・当初の目的意識に、情熱を感じなくなる - 人間関係の悩み
- ・苦手な上司と働くことに、ストレスを感じる
・言うことを聞いてくれない部下を持ち、仕事が進まない
・どうしても打ち解けられない同僚がいる - メンタル面の悩み
- ・自分だけが熱くなり、周りと温度差を感じる
・ミスを繰り返し、自信が無くなる
・あまりに膨大な仕事を任され、途方に暮れてしまう
こうしたやる気ダウンの要因は、誰の身にも起こりえます。
大切なのは、自分でやる気を増大させる方法を知っておくことです。
自分自身のやる気アップの方法を心得ておけば、どんな要因が沸いたとしても、自らを奮い立たせることができるのです。
2.やる気を出す3の方法
『とにかく行動する』
なかなかやる気が出ないときには「まずは、動く!」と決めてしまいましょう。
やる気が出ないとしても、まずは身体を動かして、行動してみる。すると、自然にその後の行動につながるものです。
この方法は、アスリートたちのウォーミングアップにも取り入れられています。
やる気が出ないときでも、まずは身体を動かす。すると、「やる気が出ている!」と脳に錯覚させることができるのだそうです。
例えば、企画書の作成。
やらなければ、と思っているのに、どうしてもやる気が起こらない。
現実逃避で他の作業に手をつけてしまったという経験はありませんか?
そんなときも、まずは行動!
嫌々でも「企画書のファイルを開く」というアクションに出ましょう。それができたら「仮タイトルを書く」。
それができたら「最初の一文を書く」。
「動いてしまえば、習慣化できる」という有名な心理学者の言葉通りで
あまり気負わず「出来るところまで」と決めて動けば、その後もスムーズに行動できるものです。やる気が出ないときは、何も考えずまず最初のアクションに出てしまいましょう。
『ポジティブな声かけをする』
やる気が出ないときには、周囲の人に対して、ポジティブな言葉がけをしましょう。
ポジティブな言葉がけをすると、相手を元気づけることはもちろん、自分自身の気持ちも明るくなります。相手も自分もポジティブな気持ちになれば、仕事へのやる気も沸いてきます。
あなたにも、落ちこんでいるときに、誰かが言ってくれたひとことで、嫌な気持ちがふっと吹き飛んだ経験はありませんか。ポジティブな言葉は、気持ちまで明るくする、強い心理作用があるのです。
具体的には、以下のような言葉がけが有効です。
「今日もがんばろう!」「今回の面接もうまくいく」「幸せだ」「よし!もうひとがんばりだ」「きっと、成功する」
たとえやる気の出ないときでも、こうしたポジティブな言葉を口にしていると、だんだんとその気になってくるものです。やる気のないときほど、前向きな言葉を選ぶようにしましょう。
『未来をイメージする』
仕事のやる気が出ないときには、「このまま行くとどうなるか?」という未来をイメージするのもひとつの手です。
例えば、やる気がでないまま、「今のままで過ごす、1年後・3年後・5年後はどうなっていくか?」と自分に質問します。
「脳は質問に答える」という性質があるため、答えを探しながら、探し出した答えをイメージします。そしてイメージは感情に紐付いています。
少しでも「今のままではまずい」「何かを変えなければ」と思ったとすれば、「やらなければ行けない」と「やる気のスイッチ」を入れやすくなります。
人によっては危機感を強く感じて、「火事場の馬鹿力」や「背水の陣」といった言葉があるように、思いもよらないパワフルな力を発揮します。
ポイントは、リミッターを外し、力を発揮するために、「今のままだと、どうなるか・・・?」「やるべき仕事をやらずにいるとどうなるか?」ということを、ありありと想像してみることです。
いかがだったでしょうか?
仕事のやる気の正体とは、“ポジティブな気持ち”と“目的意識”のことでした。
しかし、やる気は環境やコンディションの影響を受けやすく、特に、仕事のマンネリ化や人間関係の悩み、自分のメンタルによってはダウンしてしまうこともあります。
特にニートであった状態が長ければ長いほど、”働く”という環境へ行きづらくなってしまいがち。そのため必要なのは”まず行動する”ということです。そして仕事を探す上でも今の自分でもできるシンプルな仕事内容の業種(交通整理や警備員など)を選ぶことをおすすめします。
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