就転職としての警備業界
急な転職をしなくてはいけなくなった時の職種として
会社が倒産した、リストラされたなど、急な転職を余儀なくされる場合があります。そういった時に考えられる、有力な就職先の1つが警備員です。
普通の会社では、その業界での職務経歴の無い人の転職は非常に困難です。第二新卒くらいならまだしも、30代以降で未経験の職種に飛び込むのは、勇気がいるかと思います。しかし警備員なら、未経験でも大きな障害にはなりません。 なぜならば、警備員として働くためには、一定の研修を受けることが法律で義務付けられているからです。たとえ素人であったとしても、研修で警備員の基礎知識を得られますので、問題なく業務をおこなえます。
急な転職ですから、細かい条件を選んでいる余裕はあまりないと思います。職歴の空白期間が長くなってしまうと、社会的信頼が薄れ、ますます転職がしづらくなってしまいますし、早めの転職がもとめられるでしょう。しかしそれでも、いくつか確認しておきたい条件もあります。エントリーする会社の評判などは気にしておいたほうが良いでしょう。残念ながら、警備会社の中には劣悪な労働環境を強制しているブラック企業が少なくありません。緊急事態で動揺しているかもしれませんが、こうしたブラック企業に就職してしまわないように注意すべきです。また、警備員になるためには事前研修が必要だと書きましたが、中には研修も受けさせずにすぐに現場に派遣するような会社も存在しています。これはたとえアルバイトだとしても、違法行為となります。
警察では、警備業法に違反した会社を公表しています。そのほとんどは「指示処分」で、「認定取り消し処分」ではないために、違反した会社はそのまま営業を続けています。違反公表されたことのある会社は、問題がある可能性が高いので注意した方が賢明かと思います。以上の事を踏まえて、警備員のお仕事をエントリーするのか検討してみて下さい。
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